海部土地改良区は濃尾平野の西南端部木曽川の河口デルタ地帯に位置し、木曽川と日光川に囲まれた地域である。津島市、稲沢市、愛西市、弥富市、海部郡蟹江町及び飛島村4市2ヶ町村にまたがり、木曽川を水源とし約5,300haをかんがいしている。
また、南北26km、東西7kmあり受益地最高標高は北部の稲沢市で3.0m、最低では愛西市南部の-3.0mで大半は、-1.0、-1.5m内外の低地が多く北部から南部にゆるやかに傾斜している平坦地である。なお、土地の勾配は北部が1/6,000、南部は1/15,000である。